二見町さんと意見交換

こんにちは、先日お伝えしましたとおり
三重県伊勢市二見町より八田第三自治会へ研修のお申し込みがあり、12月7日に羽津地区市民センターで意見交換を行いました。
11月21日に二見町総合支所生活福祉課より2名の職員さんが羽津地区にお越しいただき、羽津地区市民センターで事前打ち合わせを行いました。
視察は12月7日(木)は時間も限られていますので、互いの町がどのような体制か、また問題点や高齢化社会に伴い、人材をどう確保していくのかなど、さまざまな事柄について意見交換させていただくことができました。
遠方からお越しいただき、ありがとうございます。

意見交換のご報告

12月7日は、10区長さまと二見町総合支所から4名のみなさまにお越しいただき、意見交換を行いました。
二見町は、農林水産業と観光業が中心となっていますが、高齢化がすすみ、10年で住民が千人も減少しているそうです。
そんな中で自治会活動に取り組まれているみなさまからの課題として、自治会への加入が増えないこと、高齢世帯が多いので役員の確保が難しいことや自治会行事の運営、墓地の管理、若い世代の人たちにどう自治会へ関わってもらうかなどの質問が出ました。
二見町では、観光業に携わっていると、なかなか休日をとれないので、自治会役員や行事にも参加していただけないことがあるとのこと。
大変難しい課題があるなかで、皆様が自治会活動に積極的に取り組んでいらっしゃることが分かり、素晴らしいことだと感激しました。

八田第三自治会からは、四日市市で自治会活動への加入促進条例ができたことで、加入のお願いがしやすくなったり、自治会に開発されたマンションやアパートなども、自治会加入を条件に建設を認めていることが伝えられました。
加入していただいたら、親子で参加できる行事を多くして、子供たちの思い出作りになるようにしています。
役員会は毎月ありますが、全体の組長が参加する会議は9回に減らし、懇親会やもちつき大会、バーベキューも開催して、親子で参加していただくようにしています。
住民同士が食事をしながら、お互いに知り合って、困ったことを相談したり、子供同士が遊んだりできるきっかけづくりになれば、自然に若い人たちが集まって、自治会を盛り上げてくれる、と思っています。

また、防犯上の観点から、防犯カメラを設置して通学路や住民の安全を守ったり、自治会長は事務局をはじめ会計、子供会を束ねる育成会長など町役員としっかり連絡を取り合って、運営上で困ったことがないかどうか気を配っていると返答しました。
八田第三自治会では、行事が多く、活動は大変ですが懇親会など楽しめる行事も多く開催していることなどから、気温の高い時期の除草活動にも若い方々の参加が多く、助かっていることもお話しました。

これからも夢を大きくもって、自慢の「地元」であり続けたい、そうすればみんなが帰ってきてくれる、住みやすいまちづくりを目指して前進していきたい、と志を新たにいたしました。

二見町といえば、三重県でも有数の歴史ある観光地が多く点在し、気候は穏やかで、海の幸、山の幸が楽しめる多くの人たちで賑わう観光地です。
当自治会長は、例年年始の旅行には必ず宿泊地に選ぶほど風光明媚な場所です。二見町の方がご持参いただいた地図やリーフレットを見ながら、私も行ってみたいな、と感じました。
皆様、ご多忙の中をお越しいただき、貴重なご意見を伺うことができました、ありがとうございました。感謝申し上げます。